ファッションビル研究所

2004年01月21日(水曜日) #004.メガネ業界のタイアップ?

近頃盛況しているメガネショップを殆ど見かけ無い。3プライスショップや格安メガネの登場は、消費者にメガネ本来の正常価格を認識させた。これらのショップがオープンした当初、メガネショップとしてはかなりの集客があったが、現在では落ち着き放っている。
他業界では異業種間のコラボレーションが盛んに行われている。2003年の暮れには三城が百貨店インショップの進出が報じられたが、そろそろメガネ業界も異業種とのタイアップが必要ではないだろうか。メガネ業界自体、特有の専門性、医療性を有して例えば店舗の融合などは難しかった。このことについては次回触れる。最近では”アイウェア”として医療性よりファッション性を前面に打ち出す戦略に出ているショップが殆どである。この事実は極自然な進化で、この進化の延長線上に他業界でも盛んに行われている異業種タイアップが存在する。
今や殆どの業界で聖域なる物が無くなってしまった。未だそれらが存在する業界があるが、衰退の一途をたどっている。”新しい物を取り入れるより古い物を捨て去る方が難しい”と言われるが、かつてのメガネ業界も特異な専門性からこれらの悪しき伝統を色濃く残していた。聖域価格を打破し、活気付かせた経験は更なる進化の上で重大な意味を有している。今後メガネ業界の生き残りには異業種タイアップが必須事項となってくるだろう。
大壁は壊された。後は仕切りを壊すだけである。