ファッションビル研究所

2004年02月25日(水曜日) #009.店内の照明について

アパレルの店舗に限ったことではないが、店内の照明に懲りすぎて商品本来の色がわからない事が非常に多い。
買った後でその違いに驚くこともしばしばある。
特にダークグレーとブラックの違いには毎回苦労させられる。驚く事に、生地の色を店員に聞くと、店員自身が他の照明に照らして確認すると言う事もある。
もちろん生活している上で浴びている光の色は白色のみではない。単に昼と晩だけとってみても見え方は全然違うし、晴れと曇りでも違って見える。
店側は着用者が行くであろうシチュエーションを想定して照明に工夫まではしていないとは思うが、生地の色合いや風合いが見た目では分からない店が多すぎる。消費者を引き付ける為、様々な照明を使用し演出する事は確かに重要な事である。
服を販売すると言う大義名分がある限り、店内の照明と服への照明は同等、或いは服への照明が優先されなければならないが、殆どの店舗の現状は優先順位を誤っている。
デザイナー、クリエーター達の苦労を無にし、消費者を困惑させるようなディスプレイは極力避けるべきである。