ファッションビル研究所

2004年03月03日(水曜日) #010.平日の晩、虚しいメンズフロア

週末、金曜の晩であってもそれほど状況に変化は無い。
疲れきったサラリーマンは仕事帰りに服を見ると言う感覚はまるで無い。9時まで営業(水木金土)している阪急百貨店本店は更に虚しい惨状である。他曜日は8時まで営業。仕事帰り、週末に近づけば近づく程寄ってもらえるように配慮した営業時間であろうが、現状は厳しい。
もちろんサラリーマンが疲れ果てて服を見に行く気にさえなれないと言うのも一つの原因としてあるだろう。しかし”今日はこの時間営業してたっけ?”と言う消費者も多いと推測する。こういう消費者は馬鹿に出来ない数だろう。筆者も実際そうだったからだ。ホームページで確認して初めて知った。結局こういう消費者の行動は確実性が無い限り出向くことはまずありえない。実質客を取りこぼしていると言っていいだろう。
もう一つ、店内に他の客がいない無人状態だと、気軽にウィンドーショッピングとはいかない。客数に対して店員が多いと落ち着いて商品を見る事は絶対に出来ない。時間帯、営業曜日によって集客度に格差があるにもかかわらず店員の数が同じだと、店員は客を威圧するだけの存在になりうる。客に威圧感を与えないようにするにはフレキシブルに店員の数を変える必要がある。
平日であっても夜遅くまで営業してくれる事は消費者にとって非常に有り難い事であるが、現状のファッションビル、百貨店の各メンズフロアはそれを最大限に発揮出来ないでいる。
ある店員がこぼしていた。早くていいですねと(仕事の終わる時間が)。