ファッションビル研究所

2004年04月14日(水曜日) #016.リクルートスーツはもうイラナイ

平日の昼間たまたま大阪でも有名なビルに出かける事があった。そのビルで就職説明会が有ったようで、リクルーター達はダークカラーのスーツに白シャツで会場へ押しかけていた。
以前と変わった所と言えば2つボタンより3つボタンスーツが増えたという事くらいか?大量の黒白の奴隷服・囚人服のおかげでまわりに咲き乱れる桜、フルカラーの風景がモノトーンに見えるほどだ。
会社側の責任もあるのだろう。会社のお偉い方は昔ながらの暗黙の了解的陳腐な発想で圧力を掛けたがる。
面白がってこの様な事を言ってはいけないのだろうが、面接は思いきってスーツ禁止にしてはどうだろう。普段着を垣間見てみるとその人物の生活態度や性格が驚くほど良く表れる。大昔にカジュアルフライデー的な見せ掛け倒しの制度が有ったが、普段着を会社の人間に晒して人格を疑われた人もかなりいただろう。それほどスーツはどんな着方をしても一応相手に対して失礼にならない服、隠れ蓑になる服なのである。
いずれにせよメンズアパレルの発展にはビジネスマンからスーツを脱がせようとする働きかけが絶対条件である。土日しか着る事の無いカジュアルに興味を持たせようとする事自体無理がある。
それでも平日、オフィス街を歩いていると、以前よりもアンタイドスタイルのビジネスマンに良く出くわすようになった。
季節は鬱陶しい梅雨、夏場に入っていくが、日本人の弱い”環境の為”という大義名分を利用し、省エネという観念からもアンタイドを取り入れる動きがあってもいいだろう。
スーツを脱がせタイを外させるという観点では役所の方が進んでいる。何ともモドカシイ。