ファッションビル研究所

2004年05月05日(水曜日) #019.悩ましいサンダル

半袖になる季節になるとサンダルが恋しくなる。歩き疲れてホテった足をなでる風が実に心地いい。毎年良いサンダルがないかネットや店頭をくまなく見て回っているが空振りに終わっている。最近のデザインは無理やりドレスダウンの方向へ持って行こうとしているように見えてならない。サンダル自体カジュアルアイテムなのだからデザイン性、細かいフィッティングその他快適性などは二の次で良いというデザイナー側の態度が目に余る。無骨でトイレで似合いそうなサンダルばかりだ。お子様が"トイレつっかけ"で街中を歩くのはかまわないかもしれないが、いい歳をした大人には無理だ。デザイナーの質に疑問を抱く。いまだにアッパーの素材はゴムや革ばかりだ。
最近はかかとの部分に支えのないものも多く、歩きやすさを重視する筆者にとっては益々悩ましい傾向だ。もともとサンダル自体車の運転には向いていない。かかとのないサンダルでは危険すぎてドライブには使えない。日常の生活行動を客観的に考察してみると、かかとに支えのないサンダルは購入リストにすら入り得ないだろう。ここ数年購買意欲をわかせるサンダルに出合っていない。異常事態といっても良い。友人も毎年同じ事を言っている。