ファッションビル研究所

2004年07月07日(水曜日) #027.バーゲンの困ったサン

6月末から7月の初めに掛けてあったサマーバーゲンに出かけた。
百貨店ではバーゲンに参加していないブランドもちらほら見受けられた。バーゲンに不参加のブランドはまったく活気が無い。入店客が少なく、店員が情けなく突っ立っているのを見て更に入る気を無くすようだ。大きい売り場面積を占有しているブランドでこれをやると、まるで合コンで話に加わらずに黙々と食べて自分の世界に浸っている”困ったサン”の様だ。バーゲンにしか来ない客は顧客ではないとでも思っているのだろう。筆者の感受性が強いのか、そのような店舗は”バーゲン目当てで来たんでしょ?”的雰囲気を感じてしまう。実際そうなんだが・・・。
自店の”お高くとまっている”的イメージダウンはともかく、周りを巻き込む”困ったサン”は大いに問題がある。百貨店のテナントの一部として”抜け駆け”は許さないが”不参加”も許してはいけない。これは先に執筆した百貨店におけるユニクロの進出の事例と同じで、百貨店内においては単に価格設定の高い安いで競争してはならない。
ファッションビルにおいては殆どこのような光景は見受けられないが、百貨店においては以前から良く見る。実に不思議な現象だ。