ファッションビル研究所

2004年08月05日(木曜日) #031.イイ香りのおじさんは好きですか?

最近、街をを歩いていて、整髪料の香りではない明らかにフレグランスの香りをまとっているスーツ姿のサラリーマンに良く出会う。身なりからは明らかに不似合いと思えるような男性から香る事も多い。これらの人は娘さん等からのプレゼントであると推定する。男性化粧品の売れ行きが好調なのは数年前から報道されているが、フレグランスの事に関しては最近になってやっと実感が沸いて来るようになった。
百貨店のフレグランス売り場に近づき得ない男性でも気軽に立寄る事が出来るドラッグストアでのフレグランスの充実が奏効している。狭い売り場でも対応出来るとあってエスカレーターサイドなどの極狭い売り場で展開している店舗も多い。
数年前発売された男性用ファンデーションは大コケした。明らかに”それ”と分かる様な化粧品は余程の冒険家でないと試そうともしないのだろう。
男性用化粧品においては「何気に」「さり気なく」というコンセプトは重要ポイントだ。フレグランスにおいても未だに”アクア系”と呼ばれるさわやか印象の物が売れているのもこれで証明できる。元々日本人男性は羞恥心が強く、確執を非常に嫌う。お国柄によって愛用されるフレグランスの系統が違うとの記事を以前見たことがあるが、非常にうなずける事象である。
新しい興味を持ち始めた今だからこそ、馬ニンジンではないが走り始めた馬を止めない様に、更に追いたくなるニンジン(高貴で高級品)と供給の場の開発が必要だろう。