ファッションビル研究所

2004年08月12日(木曜日) #032.劣悪メンズファッション誌に思う

巷に出回っているているファッション誌はB系かヤングアダルト系しかない。中間、又はアダルトに当るものがほとんど存在しない。しかもB系を扱うファッション誌の内容に関しては酷いものが多い。人と違えば違う程よしとするバカげた風潮が当然であるが如く紙面を飾る。ビジュアル的にンパクトの強い写真でそれらを見ていると、あたかもそれが普通であるかのように見えてくるから怖い。虚栄心の強い読者がその錯覚に陥ってどんどん深みにはまって行くのがうなずける。
B系ファッション誌に出てくる誌内奇抜偏差値50の人は街中を歩いていて100人に1人見掛けるかどうかと言う所だろう。それほどB系と呼ばれいているファッション誌の内容は街中の風景とかけ離れている。よく問題になっている事実歪曲報道を思い出すのは筆者だけだろうか?影響力が大きいだけに読者がその事に気づいたときの反動は強い。ネタ切れだからと奇抜さへ走る姿勢はいずれにしても首を傾げたくなる。
男性ファッション誌はどれも売上が伸び悩んでいるらしいが、構造は至極単純である。
ファッション誌が少ない→選べない→ファッションに興味を持てない→メンズアパレルの縮小、と言うまるでどこかのスポーツ界のようである。ファッション誌の担っている責任は非常に重い。おしゃれの第一歩は他人を真似る事に有る。大量の情報を提供すると言う点で雑誌における責務は言うまでも無い。
男性誌に関しては年代別と言う切り口だけを見ても未開拓ジャンルはまだまだ有る。女性誌には年齢と共にエレベーター式に細かく年代に分けて購読する雑誌が存在する。暗黙の了解的に棲み分けがなされ、これらの事が浸透している。要するに歴史が有る。
能無しエディターの排除、新刊の発行を待つ。