ファッションビル研究所

2004年11月03日(水曜日) #044.ファッションビルの雨の日対策

今年は台風の上陸が非常に多かった。
雨の日のファッションビルの集客状況を見てみると、駅前、もしくは駅から雨に濡れずに行ける所はさほど影響を受けない。土日に至っては土砂降りでない限り変わりはない。
むしろ平日の集客に大きな影響を与える。休日の集客は事前に予定している客が多いのに対し、夕刻に集まって来る人たちは、仕事帰りで日和見客が殆どだからである。
駅から離れていて行くまでに雨に濡れてしまうような所は曜日に限らず集客減は深刻だ。
プランタン銀座では雨の日に、「HAPPY RAINNY DAY」と銘打って、対象商品を割安にするサービスを行っている。
何らかの付加価値を付けて雨の日でも集客の安定を図るのは非常に明るい戦略だ。手っ取り早いのは価格サービスだが、ポイントカードを発行している店舗ではポイント還元という手法もありえる。
この手のサービスはバーゲンに比べると、宣伝手段が非常に貧弱な事が多い。相手が天候なだけに日和見的不安定要素があるから、消費者としては、今日はサービスを受けられるのかどうかという不安が、店舗側としては、上記理由から確定的に宣伝費を投入し得ないというのがある。
事前に大々的に宣伝しておき、あのファッションビルにはそういうサービスがあると認識させるのは当然の事として、告知手段としてホームページ又はメールを活用するのがスマートだ。
このサービスもバーゲンと同様、ビル全体で実施しなければ、奏効しない。