ファッションビル研究所

2005年03月22日(火曜日) #064.ハービスエントの集客と警備員

国内最大規模のブランドショップ集積地ハービスエントの集客は流通業では人出が落ち込むとされている2月でも好調だった。
警備員が整然と立つハイエンドのブランドショップに冷やかしとしか思えない若い女性がひっきりなしに入って行く。比較的単価の低いカバンや小物類も人気商品になっているというのもうなずける。
警備員の有無は集客に大きな影響を与えるが、グッチなど人気ブランドとはいえ警備員を店内に配置させるショップでこれ程の集客は珍しい。
彼女達を見ていると、他の人達が大勢入って行くから抵抗無く入店できるという感じだ。集客度と排他感は反比例の関係にある。右にならえの日本人に至っては更に明確度が増す。
警備員のいかにもというイデタチは威圧でしかない。接客までカバーする必要は無いが、ブランドショップという性格を考えると警備員の制服は絵にならない。
警備員や警察の制服は威厳を持たせるために丈の高い帽子、肩幅の広いジャケットで招かざる者に威圧感を与える事を目的としている。鍛え抜かれた体ではスーツに目立たない腕章だけでも十分に威圧感がある。
招きたい客も追い払っている警備員を見ていると、アフリカの魔除けのお面を思い出す。