ファッションビル研究所

2005年03月29日(火曜日) #065.フィッシュ哲学で見出すオフィスファッション

24日、東京・丸の内エリアのブティック16店舗が参加したファッションショーが丸ビルで行われた。女性誌モデル12名が華やかにオフィス街で働くOLに向けて「丸の内スタイル」を披露した。
2000年に発刊されたフィッシュ哲学の本(FISH!)は仕事は楽しまなければならないという、活気あるシアトルの魚市場をヒントに執筆された本だ。当時、朝の経済番組でも取り上げられ、店員同士が豪快に売り物の魚を投げ合って楽しんでいる姿が印象に残っている。この本の紹介文に「マクドナルドから米国陸軍まで世界中で4000もの組織が本書で成功!魚市場に学ぶ、オフィスを変える4つのコツ。」とあって思わず笑ってしまった。
痴呆症の老女に根気強く毎日化粧を施していると女性が本来持っている美しくありたいという強い願望が呼び起こされ病状が改善したという事例があるように、女性(男性も)がウキウキするようなセンスの良い制服をまとえばフィッシュ哲学が言う「個人がハッピーに仕事ができれば企業の生産性も高まる」に少しは近づけるだろう。
非常に口が悪いがモッサリした制服の女性従業員を見ると、仕事楽しくないだろうなと余計な心配をしてしまう。
直接人の心理に訴える制服は統一感のみならず志気をも左右しかねない重要事項であることを権限者は知っておくべきだろう。
どうかフィッシュ哲学にならったと言ってオフィスでいきなり魚の代わりに書類を投げ合わないで欲しい。