ファッションビル研究所

2005年04月26日(火曜日) #069.行楽シーズン、渋谷、台場、集客の質

桜も散り、半そでで過ごせる日も増えてきた。晴天の土曜の昼下がり、渋谷、台場を視察した。
行楽シーズンに突入し”好集客でネタ収穫を”といき込んだ台場ヴィーナスフォート。調査対象施設までの道のりの閑散振りに、当事者ではないが早々に敗北感を感じた。建物の中は外とは対照的に薄暗く、集客もお寒い状況。思わず上着を羽織った。最高の晴天日にこんな薄暗い所にこぞって来るわけもないかと自分に言い聞かせながら視察していた。
その後、渋谷へ出向いた。
調査対象ビル渋谷109の高集客を予測できるほど駅前は非常な人出だった。実際、通路をまともに歩けない状況だった。
行楽シーズンと言う環境ベースで、ファミリー向けか否かで、これだけ集客に差がつくとは想像もしていなかった。
ファミリー向け商業施設は”荒天”ならともかく”好天”でも集客は落ちるという良い事例だ。
単に渋谷と台場を比較しただけでは説得性に欠けるので、その後、客層的に渋谷、台場の中間的存在の丸の内へ出向いた。
丸の内はここ数年商業施設が立て続けにオープンし、土日はオフィス街とは思えない集客を生み出している。丸の内界隈の集客度に変化を感じる事は出来なかった。客層を見ているとやはりいつもよりカップル比率が高くファミリー比率は低い状態だった。
ファミリー一辺倒の商業施設は、職場と商業施設を融合させファミリーが車で出向く事が出来、かつファミリー臭さを感じることなくカップルでも楽しめる丸の内界隈の集客の安定度を大いに見習うべきだろう。