ファッションビル研究所

2005年05月17日(火曜日) #072.デパ屋の潜在的魅力

先日、毎日新聞で百貨店の屋上のリニューアルが進んでいると報じられた。東京・日本橋高島屋は園芸店や子ども向けゲームコーナーから犬の服や雑貨を販売する店に改装。京王百貨店新宿店も園芸・ペット売り場を「京王スカイガーデン」として床を木製にし、喫茶店として営業している。西武百貨店船橋店(千葉)は庭園に改装した。
デパ屋は何かオマケ、子供向けという感覚が強く、余り行く気になれなかった。筆者は今回のニュースを良い傾向と見ている。
上記の様に庭も良かろう。ただ屋上へ上がって毎回気になるというかガッカリさせられるのが風景。高いビルなのに見晴らしがよくない。安全のための柵が実に醜い。
百貨店の屋上は”展望させる”という発想がない。
高い所から風景を望みたいという潜在需要は多いはずだ。屋上をオマケと考えるのではなく、屋上にしかない魅力を打ち出すべきだろう。
大阪のE−MA(イーマ)ビルは上階に映画館があるが、ヒット映画の有無でビル全体の集客度がかなり変化すると以前執筆した。
この現象をデパ屋の少々の改装で恒久的に享受できるのなら、絶対にやるべきだろう。