ファッションビル研究所

2005年05月31日(火曜日) #074.ユニクロは無印良品より日本におけるGAPのブランド戦略を見習うべき

ユニクロはアパレルの消費者行動を研究するべき。
極言すると必要のないものを買いに行く場所がアパレルショップの本来の姿。必要ないだけにブランド性が問われる。
ユニクロは国内でブランド指向を目指すのはもはや手遅れ。品質をあげてもイメージは追い付かない。国内ではユニクロは”ひたすら安い服”の代名詞となりそのイメージで固着してしまった。
ユニクロは海外出店を加速させている。意識しているかどうかは分からないがGAPのようにブランドの再構築を海外に求める戦略は明るい。海外でブランドを洗うという感覚。
更に話を進めると、トヨタのレクサスのように”ブランド逆輸入”という展開も考えられる。
無印良品(コンセプトとしては”ノーブランド”を掲げているが実際は既にブランド化している)は家具、家電、ファブリック、アパレル、食品、自転車に至るまで存分にブランドのシャワー効果を発揮させている。ユニクロの真似たい気持ちは痛いほどわかる。が、多角化を目指すのなら無印良品よりまずGAPの日本におけるブランド攻略の軌跡を研究するべきだろう。
ブランドを再構築してから多角化を目指さなければ、再び”ひたすら安い”といういうイメージで身動きが出来なくなってしまうだろう。