ファッションビル研究所

2005年07月05日(火曜日) #079.女性発想デザインの固執化、水着売場はトレンドデザインの縮図

<今こそ男らしさ女らしさ、ジェンダーデザインを>
ファッションビルに水着ショップが続々と出来ている。水着売場を見ているとビキニが殆ど。ワンピースの少なさに驚く。多様化という観点でビキニ偏向は好ましくない。
”ビキニで積極的になりつつ柄化やフリルで体型を隠す”的発想の水着が如何に多いことか。これは正に女性特有、更に言えば日本女性特有の発想だろう。
こういう見方で水着を見ていると表面積が小さいだけにアパレルのトレンドデザインの縮図になっている事に気づく。デザインに男性発想が感じられない。
結局の所、ファッションは見られる事で始めて意味を発揮する。理論的にそのファッションを見る人の半数は男性である事を意識すべき。
優秀な女性デザイナー、スタイリストといえど男性側の趣向は理解できない。逆も然り。
少々話が超越するが女性ファッション誌も同じ。女性の中だけで流行を創出していてもそれ以上の進化は無い。男性にとってつまらないデザインばかりになる。
数年前のジェンダーフリー思想の台頭はファッション界にとって実につまらない現象だった。今こそ、男らしさ、女らしさのジェンダー発想デザインを異性に求めるべき。
最近になって撥水、速乾などの機能性水着が多く出回ってきている。オーダーメイド水着も好評とか。
水着は人前に出ることができる最低ラインのファッション。ジェンダーを極めるファッションとも言える。デザイナーにはこの観点での進化を求めたい。