ファッションビル研究所

2005年08月16日(火曜日) #085.浴衣文化復活のための布石、その方法

ある調査によると、20〜30代のサラリーマンの殆どは、軽装で仕事先を訪問する事に抵抗を感じているものの、来客のノーネクタイは気にならないとの事。
実に面白い。自己主張の弱い日本人らしい調査結果。これが自己主張の強いアメリカ人だとすると真逆の結果になっているのだろうか・・・。
クールビズ推進派、クールビズ実践派にとって、この調査結果は実に喜ばしいだろう。
話はちょっと変わるが、大阪高島屋によると、女性用浴衣の売上げは昨年に比べ10%、男性用に至っては約40%も増えたとの事。担当者はクールビズ人気が後押ししているのではないかと分析している。
実は筆者も浴衣を着たい。しかし抵抗がある。家から着てゆくのが・・・。
できるなら街中などに出てから着替えたいというのがホンネ。
こういう考え方をする自分を振り返って、上述の話ではないが、つくづく自分が生粋の日本人である事を悟る。同感される方も中にはいらっしゃるだろう。「街中に出てから着替えたい」という潜在需要は多い気がする。
そこで「浴衣着替えコーナー」なる”お着替えスペース”のビジネスモデルを考えてみた。百貨店の催事フロア、ファッションビルで考えられないだろうか。大量の着替えボックスを備えて。もちろん浴衣も販売する。これに付随させるサービスも考えられる。正に百貨店の催事に通ずる。
上述の男性用浴衣の大幅な売上げ増は次なる大波のサインと見るべきだろう。来年の浴衣売場の進化に期待したい。