ファッションビル研究所

2005年12月13日(火曜日) #102.ジーンズ、素材レベルで季節感を与える事は出来ないか

筆者はジーンズ愛好家。この時期ジーンズを穿く時は心構えが必要。
「よし、穿くぞ」と。
ヒタっと平面的に接するから、冷感倍増、保温性ゼロ。
かつて保温性を持たせたジーンズの存在を聞いたことがあるがまだまだ一般的ではない。フェイク(スクラッチやらのキズ加工の事)が当たり前のジーンズ素材において、この様な保温性に富むジーンズが存在しないのは実に不自然。
素材レベルで季節感を出す。
寒いからジーンズから暖かいボトムスに穿き換えさせる。こういう発想では月並み。
寒い季節でも無理してジーンズを穿きたい人の為に、改めて快適なジーンズを作ろうという、素材レベルで解決しようという発想がアパレル業界が本来持つべき発想だろう。
ファッション性と快適性を何の抵抗も無く天秤にかけてしまうのなら旧人類であると自覚してほしい。
これは車業界でも同じことが言える。バブル崩壊後、スポーツカーが途端に売れなくなった。早ければそれでよしとする古いコンセプトの車はどんどん姿を消していった。
身体を守る衣服であれ、移動を簡単にする車であれ、原点は人間をいかに快適にさせるか。この部分は変わらない。
この部分を無視した商品は最新のものでも古臭さを感じる。そういう点でジーンズ業界の冬の快適素材の投入は遅い気がしてならない。これは毎年冬になると感じる。
筆者の即席案。
ジーンズの裏をハードタッチでスクラッチ加工を施し、軽く毛羽立たせてはどうだろうか。ちょっと無理があるか・・・