ファッションビル研究所

2005年12月27日(火曜日) #104.ネットでリアリティショッピング、ストリーミング技術の可能性

現状のネットショッピングは正直愉しくない。ネットショッピングのエンターテインメント性(以下エンタ性)の欠如については以前執筆した。
ネットストリーミングはエンタ性に欠けているネットショッピングに一筋の光を与える。
ネットストリーミングの「パソコンテレビGyaO」は今年大いに飛躍した。利用者が急増しているとの事。実際筆者も映画とドラマを観ている。
パソコンテレビGyaO:http://www.gyao.jp/
フ〜ンで聞き流さないで欲しい。もしイメージ業界でもあるアパレル業界に身を置かれているのなら、こういうマルチメディア関係のニュースには敏感になって欲しい。
例えば、1週間に1回程度、ショップでディスプレーされている商品を価格を見える状態にして満遍なく録画し、ネットストリーミングとして配信する。
売場の臨場感を愉しめるという点、絶対的な情報量の多さと言う点で静止画を遥かに凌駕する。売場に出向いてでのショッピングに限りなく近づくだろう。
服は欲しいけれど、「忙しくてショップへ行けない」、「遠い」、「売場へはどうも・・・」等々、ショップへ出向けない又は出向きたくない理由は多岐にわたるが、現状のネットショップを見ていると、これらの潜在需要があるにもかかわらず、リアリティ性、エンタ性の欠如から、かなり取りこぼしているのではないかと予測する。
ネットストリーミングは配信側の技術、受信側の環境などクリアしなければならない課題はまだまだあるが、ウェブサイトやネットショップ対策として、今から構想を練っていても早いと言う事は決して無い。
こういう大きな流れを見ているといつも思う。ネット技術の過渡期を見守れる、そういう時代に生きている自分が如何に幸運であるのかを。
今年も一年、本コラムを読んでいただき有難うございました。良い年末年始をお過ごし下さい。