ファッションビル研究所

2007年04月25日(水曜日) #121.現状の電子マネーでは未来など無い、まだまだ過渡期

流通大手、イオングループとセブンアンドアイは今年から電子マネーを導入するとの事。各社独自の規格らしい。


■電子マネーの使える店かどうかを確認しなければならない手間
■電子マネーにチャージする手間
■持ち金を一元管理できない
■規格が多すぎる、財布がまた太る(カードの場合)
■どこで何を買ったかなど記録が残ってしまう


正直、筆者は”小銭を減らしたい”、”すずめの涙サービス”で、これらの手間・苦痛に耐えられない。
10年後、電子マネーが現状の利便性のままで生き残っていれば奇跡。
将来的には「家にあるテレホンカード」のような存在になるだろう。
現状の電子マネーは、前回執筆した単なる「考え過ぎさん」で終わっている。
もしファッション界が今後、それでも電子マネーを導入したいというのなら、車のキーレスエントリーのようなシステムを是非導入してもらいたい。鍵を自分のジャケットやカバンなどに入れておいて、手を触れるだけで開錠してくれるというあのシステムを。
カード太りした財布をジャケットに入れるなどファッション界では許されないだろうから。
キーホルダー型の物や、時計に内蔵されている物は、既にアメリカで実用化されているが、それぞれ受信機にかざさないといけないシステムで、車のキーレスエントリーのようなシステムはまだ聞いたことが無い。
車のキーレスエントリーのようなシステムになって初めて「超考え過ぎさん」になれる。
電子マネーを経済ニュースでは、ひたすら業者側のメリットばかりを掲げていた。消費者がどこで何を買ったかなどの情報を得ることができると。
これも一歩進めて、消費者自身が過去購入したシャツのサイズであったり、ジーンズのサイズがその場で確認できれば、サイズで悩む時間が節約でき、更にショッピングを楽しめるようになるのではないだろうか。
いずれにせよ、現状の電子マネーシステムはファッション界とは程遠い、ドンクサイ代物であると考えて欲しい。