ファッションビル研究所

2010年10月24日(日曜日) #133.積極的に値札を見よ!いや、見せろ!百貨店は高くない

今年は非常な猛暑、半ば思考停止の状態が続き執筆もおろそかになっておりました。今回はスーツの事に関して執筆します。

最近、久々にビジネススーツのショップをハシゴした。
筆者は汗っかきなので今年の猛暑では2〜3日でスラックスの内側は汗でネトネトになってしまう。まるで砂糖水でもこぼしたかのような。分かってもらえるだろうか。
ネットで調べてみると、風呂場でシャワーを使って洗える物もあるとか。
実際ショップを回ってみると、どこも品薄で自分のサイズにジャストフィットで満足できるデザインの条件を加えると選択肢は皆無になってしまう。仕方がないのでお気に入りのスーツブランドのショップで、洗えるスラックスのみを購入した。
上着の色柄に合うように吟味して。。

ショップをハシゴしている時、ふと思った事がある。ビジネススーツの生地の色柄にこだわりを持っている人はいるのだろうか。。という事。
ビジネススーツはセットアップで着る事が前提だが、上下共に同じ調子でダメになっていく事は無く、必ずスラックスから痛む。
この事を前提に考えると、上着は全く大丈夫なのに、スラックスが痛んでしまい上着も着る事が出来なくなるという事も往々にしてあり、消費者は膨大な不満を持っていると考えられる。

無闇な生地の色柄展開は「スーツとは、セットアップで買うのが当たり前」が前提の発想。
実際、筆者は自転車を乗り出してから、太腿の周りが少々太くなり、上着に合わせるとスラックスの太腿周りがきつくなり、スラックスに合わせると上着がダボダボになってしまうというジレンマに陥ってしまった。
スーツショップはメガネショップ型に転換すべきで、生地の色柄のパターン数を限定して、上下を別々に購入してもらうようなショップがあってよい。実際、こういうショップは存在するだろうが、身近なショップではまだまだ見ない。

生地の色柄が無駄に多いにもかかわらず、「股上の浅いタック無しスラックス」という条件を掲げるだけで、選択肢が9割近く無くなってしまうような大手スーツチェーンは戦略を見直すべき。