ファッションビル研究所

2014年01月01日(水曜日) #149.あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

年末から、景気が上向いているという話をちらほら聞くようになりました。
物価という視点でみてみると、ここ1年で、安くなったな…と思える買い物をした覚えがない。4月からはさらに消費税上昇。

値段に適正な価格など無い。誰にとっての…という話になるから。
消費者が高いと感じれば高い。安いと感じれば安い。提供者にとっては逆。結局指標は、多数派でしかない。
そう考えると、常識な価格…という考え方が出てくる。

ちょっと飛びぬけた事を言います。
消費者庁が常識な価格を提示するというもの。

現実、大手の常識の無い値付けが、インフレ・デフレのアンバランスを増長。
チョット思い起こしてほしい。ユニクロしかり、牛丼しかり、大手スーパーしかり。。
消費者の感覚は、それらが指標に。

つまらない言い回しですが、自由競争という大義名分を元に、社会全体への影響力を無視したような価格競争が云々。。

これらは、大手経営者の質の低下ももちろん。
それらをきっちり是正させるのが政府の役目。

もちろん、このやり方は様々な問題が持ち上がるが、自浄の期待も、もはや無用な所。

もう一つ書きます。

人間は、思い出したくなる生物。。物思いにふける事が出来る。

「ファッショントレンドは繰り返す」とは、よく言われる言葉。年末には80年代ファッションの復活が報道。
ファッションに限らず、趣味性の強い物は、繰り返される。
例えば、車や玩具。車に関しては、各社、全く違う新しい車になるものの、名前を引き継いだりで、「昔あこがれた車…」を思い起こさせるような戦略を打ち出してきている。「懐かしさをくすぐる戦略」。

特に80年代は特殊。先日、ディスカバリーチャンネルで80年代特集をやっていた。実に様々な物が世に出たのが80年代。携帯電話、CD、ビデオテープ、テレビゲーム。。音楽に関してもしかり。。

子供の頃、買えなかった、もしくは出来なかった、物・コトが、オトナになって買える出来る…で、回帰するというパターン。
目新しい物があまり世に出ない昨今から比べると、80年代は輝いていたように見える。

私はこう考えます。「新しい物が出てこなければ、懐かしさに逃げる…」。「80年代ファッションの復活」を、あぁそうなんだ~と流して考えない。なんとなく流行るものなどない。必ず要因。。

驚くことに「ファッションビル研究所」のサイトをオープンしてから、本日でちょうど10年。
コラムをちょっと読み返してみると、青臭い執筆、突飛な事を書いているもの、思った通りになったもの…
結局、執筆は、怒りやムカツキが原動力になっているな…とつくづく感じさせられます。
ここ数年の執筆数の少なさは、大人になった、丸くなった…のではなく、ジブンがつまらない人間になってきているからだと感じています。

今後も、ちょっと違った視点でコラムを書くことが出来ればと考えております。
よろしくお願いします。

ファッションビル研究所 所長